基礎代謝を挙げるダイエット方法でリバウンドのない体へ

メタボリックシンドロームの厚生省診断基準とは

メタボリックと言う言葉を聞いた事のあるひとも多いのではないでしょうか。
「私ももしかしたらメタボリックかしら」などと心配した事と思います。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に加えて「高血糖」「高血圧」「高脂血症」のうち2項目以上を合併した状態をいいます。
女性より男性の方がウエストの基準サイズが小さいのは、男性の方が内臓脂肪型の肥満になりやすいからです。
女性はどちらかと言うと下半身や下のお腹のサイズが増える傾向にあります。
メタボリックシンドロームは、実は昔から、いろいろな呼ばれ方で存在していました。
死の四重奏、シンドロームX、インスリン抵抗性症候群、マルチプルリスクファクター症候群、内臓脂肪症候群などと呼ばれていたものを統合して「メタボリックシンドローム」と呼ぶようになりました。
メタボリックの人は成人病などになるリスクが高く、定期的に検査が必要となった項目です。

 

 

 

 

ちなみにメタボリックとは「metabolic=代謝の〜」という意味で、シンドロームは「syndrome=症候群」という意味になります。
日本肥満学会によりますと、メタボリック症候群の診断基準は、お腹の周囲が男性85cm、女性90cm以上が必須。
女性の方が基準が緩いのは、女性は皮下脂肪が多いことに起因していると考えられます。
出産を行う女性は腹部に脂肪が付きやすく、肥満に関係なく脂肪が付く事からでしょう。
次に高血圧で収縮期血圧130mmHg以上、または拡張期血圧85mmHg以上の方。
または降圧薬治療中の方。高脂血症の基準である中性脂肪値が150mg/dl以上またはHDLc40mg/dL未満の方。
そして血糖値が110mg/dL以上の方の中で、2項目以上に当てはまった場合に、メタボリックシンドロームという診断になります。
ウエストのサイズだけでメタボリックではないかと心配される方もいますが、他の項目にも当てはまる人がメタボリックとなります。
しかし、ウエストのサイズが大きい人は今後他の検査にも引っかかる可能性があると考え、ダイエットに踏み切るようにしてください。
ダイエットというと女性に関心のあることでしたが、メタボリックシンドロームの言葉の普及により男性もダイエットを始める人が増えています。
サラリーマンなどでは外食が多く、食事の内容を気をつけるだけでも痩せる事ができる可能性があります。
書くだけダイエットなどを行い、食事内容を把握してみましょう。
メタボリックシンドロームになる原因の大部分は、生活習慣によるものが多いようです。
偏食で栄養が偏っていたり、不規則な食生活をしている人は注意が必要です。
また、運動不足もメタボの原因のひとつです。
適度に身体を動かすことで肥満予防をしましょう。

毎日のマラソンで10s近く痩せたという中年男性も居ますから、食事を気をつけ運動を心がけるようにすればメタボリックは解消できます。
サラリーマンでは自転車通勤など、日常の生活の中で何気なく運動する事がお勧めです。

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