基礎代謝を挙げるダイエット方法でリバウンドのない体へ

食べないと逆に太る

痩せるためには食べなければ痩せる、これって今までのダイエットの常識でした。
カロリーを減らせば痩せる、摂取カロリーより消費カロリーの方が多ければ痩せる、これってダイエットの基本ですね。
でも、食べないと痩せる=カロリーを減らすと痩せるとは違います。

 

単純に考えて、摂取カロリーより消費カロリーの方が多ければ痩せる、という考えは間違いではありません。
痩せるためには食事の工夫でカロリーを下げるか、運動を増やして消費カロリーを上げる事が大切です。
しかし、食事制限だけで痩せようとすると、リバウンドの元になりますよ。

 

食べなければ痩せるという考えは間違えです。

 

確かに食事制限をすれば、最初の頃に数キログラム程度は痩せますね。
でも、ここで減ったのは、水分や便、尿などと考える事ができます。
お腹にあまり食べ物が入っていないのだから、体の中の便が少なくなってもおかしくないです。
痩せたのではなく、体に蓄積している食事が少ないだけ。

 

脂肪は殆ど減っていないので、ここでダイエットを止めれば、とたんに元に体重が戻ります。
本当は脂肪を減らすのがダイエットで、体重を減らすのがダイエットではないですよね。

食べないダイエットはなぜ太る?

食べないダイエットがなぜ太るか知っていますか?
私も以前、食べないダイエットで短期間で10sくらい痩せたことがありました。
食べないだけなので簡単ですし、短期間でも痩せることが出来ました。
でも、そのダイエットを繰り返していると、食べないダイエットでも殆ど痩せなくなってしまいました。

 

理由は基礎代謝が大幅に減ってしまったから。

 

基礎代謝とは、心臓などの臓器を動かしたり、体温を維持したりする体の機能のことで、最低限必要なエネルギーの事なんです。
基礎代謝は寝ていても座っていても、いつでも消費されるカロリーなので、基礎代謝が減ってしまうと、1日の内の消費カロリーも大幅に減る可能性があります。

 

食べないダイエットは、この寝ていても消費続ける基礎代謝を減らしているわけです。

消費カロリーとは?

1日の内では、次のような消費カロリーがあります。
◎ 運動による消費カロリー
◎ 基礎代謝
◎ 食事による消費カロリー

 

消費カロリーを上げようとすると、普通は運動を行って消費カロリーを上げようとします。
しかし、有酸素運動を行っても、200〜300キロカロリー程度しか減らす事が出来ないので、1日の内であまり多く消費カロリーを上げる事はできません。

 

食事による消費カロリーも、それ程上げる事は難しいですね。

 

一番消費カロリーの中でも閉めているのが、実は基礎代謝です。
1日の内の消費カロリーの中でも7割くらいを占めているのが、基礎代謝です。
消費カロリーが多いのに、食べないダイエットで基礎代謝を落とせば、太りやすい体質に変わるのは分かりますね。

 

食べないダイエットを行うと、脂肪だけでなく筋肉も大幅に減ってしまいます。
体温を上げる役割のある筋肉なのですが、基礎代謝とも大きく関係していて、筋肉が減れば当然基礎代謝も減るわけです。
つまり、食べないダイエットは基礎代謝を減らす原因となるわけです。

 

私が以前食べないダイエットで10s減らした時では、脂肪も当然減りましたが、筋肉も大幅に減ったのでしょうね。
その後、食べないダイエットを繰り返しても、基礎代謝が減っているので、どんどん体重が減りにくい体になってしまいました。
筋肉が減って体のラインも崩れてきたように思います。

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