基礎代謝を挙げるダイエット方法でリバウンドのない体へ

脂肪って何?

ダイエットをしている人にとって、脂肪って必要ないものですよね。
でも、脂肪は元々は必要の無いものではなく、ちゃんとした役割があるのです。
人間が生きていくためにはある程度脂肪が必要とされ、飢餓に備えてエネルギー源を蓄える必要があるのです。
特に女性の場合では、脂肪が少なすぎると女性ホルモンの働きにも影響が出て、生理が止まってしまう事もあるので、適度な脂肪は必要なんですね。

 

ただ、脂肪は大きすぎると体に影響を与えてしまいます。
ある程度の脂肪は必要なのですが、多すぎれば動脈硬化、心筋梗塞、高血圧、糖尿病、膝の痛み、腰痛、脳卒中、糖尿病など生活習慣病などにかかりやすいので、脂肪は適量が一番です。

脂肪の役割

では、脂肪の役割を簡単に説明したいと思います。
脂肪は体にとってエネルギー源となります。
言ってみれば、貯蔵が可能なエネルギー源ですから、食べ物が不足した時に脂肪をエネルギーに変えて生きることができます。
飽食の現代では食べ物が無い事なんてありえないと思いますが、飽食の時代は人間が生きてきた年代に比べれば、ほんの僅かです。
人は元もとの本能から、脂肪を蓄積しようとする働きがあります。

 

体を雨後核エネルギー原には色々なものがあって、脂肪、糖質、タンパク質などがあります。
それぞれの栄養素が全て重要で、不要なエネルギーなど一つもありません。
脂肪は心筋が主に使っていますが、エネルギー源は不足していれば脂肪を分解して、体全体のエネルギー源としても利用されます。

 

糖質は主に脳のエネルギー源として使われますから、とても重要な栄養素です。
タンパク質は筋肉などのエネルギー源としても使われています。

脂肪のエネルギー

体に蓄えられている脂肪には、大量のエネルギーが眠っている事になります。
通常の成人では、13万キロカロリー〜18万キロカロリー程度は脂肪として蓄えている事になります。
エネルギー量として考えてみると、かなりエネルギーを蓄えている事が分かりますね。
脂肪だけでも何日生きられるか?と考えてしまいます。
実際に人は水だけになっても数週間など生きられると言いますから、ある程度の脂肪は必要な事はわかりますね。

 

脂肪にはタンパク質の消費を抑える働きもあります。
タンパク質は筋肉を作ったり、健康を維持したりする大切なエネルギー源でもありますから、タンパク質が過剰に使われないように、脂肪が制限しているわけです。

脂肪が体に与える役割

脂肪は体温の調節も行っています。
皮下脂肪がたくさんある人は、それだけ体温をコントロールする事が可能で、脂肪が少ない人は冷たい水に入るとみるみるうちに体温を失われてしまうのが分かります。
脂肪があるからといって、体が温かいというわけではないのですが、熱が奪われないようには役に立っています。
肥満で冷え性の人が居て、脂肪があると温かいと思われがちなのですが、単に脂肪があるだけで温かいというのとは異なっている事もあるようです。

 

脂肪は女性にとってはとっても大切なものです。
脂肪があると女性ホルモンであるエストロゲンをうまく分泌させる事ができるので、毎月月経がくるようコントロールしているのは脂肪です。
痩せすぎてしまったり、過度なダイエットを繰り返すと、生理が止まってしまうのは脂肪が少ないからですね。

 

このように脂肪は色々な役割を持っていて、多すぎてもダメ、少なすぎてもダメなのです。
成人の平均的な体脂肪率というのがありますが、男性ではおよそ15〜20%くらいが適正で、女性は17〜25くらいが適正の体脂肪率だと言われています。
それより低すぎても健康上良くないですし、多すぎても良くないということなのです。

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