基礎代謝を挙げるダイエット方法でリバウンドのない体へ

基礎代謝の計算方法

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基礎代謝の計算をやってみる前に、まず基礎代謝とは何かをおさえなくてはなりません。
単純にいうと、全く動かなくても身体が必要とするエネルギーということです。
寝ている時にも、何もしていないときに必要とするカロリーの事で、基礎代謝が多い人ほど摂取カロリーがたとえ多くても痩せている事になります。
人間は、何もしないでじっとしているとはいっても、息をしてるし、体の中の機能は、絶えず動いているわけです。
つまり、基礎代謝とは、呼吸、体温調節、循環器や消化器などを動かすといった、人間が生きていくのに最低限必要な機能を維持するためのエネルギーです。
これは、成人男性で1日1200〜1500kcal程度、成人女性で1000kcal〜1200kcalが一般的なエネルギー量です。
基礎代謝は年齢と共に減少していきますから、中年頃になると太りやすいと感じられることがあるのです。
また、運動不足の人も基礎代謝が減少している可能性があり、適度な運動が基礎代謝を挙げる方法になります。
基礎代謝の計算式として、18才以上を対象にした「ハリス・ベネディクト方程式」があります。
この計算方法は、欧米で主に用いられている基礎代謝の計算式です。
日本人と欧米人では、体型に違いがあるので、多少数値が、高く出てきたりします。

 


では、計算方法ですが、男性の場合、66.47+(13.75×体重)+(5.0×身長)−(6.76×年齢)となります。
女性の場合は、665.1+(9.56×体重)+(1.85×身長)−(4.68×年齢)というようになります。
こうして見ると、基礎代謝の計算は多少ややこしいものかもしれません。
最近は、WEB上で数値を入力すれば、計算してくれるというのもありますが、実際に電卓をたたいて、自分で計算するのもよいものです。
とくに、ダイエットするにあたって、基礎代謝の計算が必要なら、より実感が湧く自分での計算がいいのではないでしょうか。
基礎代謝の計算はあくまでも平均的な量となりますから、その人が当てはまるとは限りません。
基礎代謝を減少させる原因としては、過度な食事のみのダイエットを行ってしまった人です。
ダイエットをするとリバウンドをすると言われていますが、これは体に含まれる筋肉の量が減ったため、基礎代謝が減り結果的にダイエットをする前より体重が増えてしまうのです。
ダイエットする前より基礎代謝が減っているので、食事量を戻せば当然体重も増加するのです。
過度の食事のみのダイエットでは、体重を減らすのではなく基礎代謝を減らすためにやっていると言っても過言ではありません。
基礎代謝をアップさせるには筋肉トレーニングが大切です。
筋肉は年齢に関係なく、増加することが分かっています。
ゆっくりとした動きで常に負荷を与える、スロートレーニングがお勧めです。
筋肉を強い力で鍛えるのと変わらない効果が得られます。
筋肉は強い負荷をかけなければ増えないと言われていますが、スロートレーニングは筋肉をだましてトレーニングを行うので、小さな力でも筋肉を増やすことが可能です。

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