基礎代謝を挙げるダイエット方法でリバウンドのない体へ

メタボリックシンドロームと運動の効果とは

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪肥満症の事を指します。
肥満にも色々ありますが、内臓に付着する脂肪は病気の原因となりやすいので気をつけたい肥満のタイプです。
女性に多い下半身に脂肪が付く肥満のタイプは、太り過ぎなければそれ程問題となりません。
メタボリックシンドロームと診断されると内臓脂肪の蓄積によりインスリン(インスリンの働きの低下が起こり、糖代謝異常(耐糖能異常、糖尿病)、脂質代謝異常(高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症)高血圧などの動脈硬化の危険因子が、一個人に集積している状態です。
食生活の改善とからだに負担の少ない運動や睡眠などで改善されると思われます。
このような肥満の原因は食生活や生活習慣の乱れが元となっている事が多く、食事制限などを行うだけでも効果があります。
それとあわせて適度な運動を行うと中性脂肪などが分解されやすくなります。
メタボリックシンドロームは、日本で知られるようになったのは最近ですが、実はWHOにより1998年に定義された考え方(病態)です。
ちなみに日本のメタボリックシンドロームの診断基準は、2005年に日本内科学会総会で作られました。
メタボリックシンドロームを気にして運動を行おうと考える方は、主に中年の方ではないかと思います。
今まで健康に気を使うことも無く、食事も好きなものを食べていた人はメタボリックになっているのではないでしょうか。
しかし、男性には色々な付き合いやストレスも多いので、気が付いていても中々うまくいかない人もいるでしょう。
運動や体操を行う時には、体力的にも無理をしないよう充分に注意して行うようにしましょう。
ウォーキングなどは負担が少なく、体重が重すぎるわけでなければ十分行うことができます。
体重が重い場合は水の中で歩くことをお勧めします。
浮力により腰やひざなどに負担をかけず、水の中では意外と楽しみながら運動を行えます。

女性の場合では水着を着るのが恥ずかしいなどと考えているのでしょうが、一番負担の少ない運動は水泳や水の中で歩くことです。
健康面で自信がない方は、病院で医師によるメディカルチェックを受けることをおすすめします。
特に内科的な疾患がすでに体に起っている場合には必ずチェックを行うようにしてください。
水泳やテニスゴルフなどもメタボリックシンドロームに対して効果があるといえますが、長期間行うことが大切なことですから、長く続けられるスポーツを選ぶようにします。
運動中は新陳代謝が高まるので水分補給はかかさずしよう。
高脂血症や糖尿病などで血液がドロドロの方は運動によってはさらにドロドロになる危険があるので運動の前・中・後は必ず水分補給をすることです。
メタボリックの人は体重が重くなっているので、運動を続けるのが大変だと思います。
長く続けられるように激しい運動や、長時間の運動は避けるべきです。
短時間で行えて効果のある運動がお勧めです。
スロートレーニングは個人的にお勧めの運動で、ゆっくりとした動きにも関わらず、激しい筋トレを行ったような効果が得られます。
ストレッチやヨガなどもゆったりとした動きなのでよいでしょう。
会社勤めをしているなら、自然と運動ができるように、自転車での通勤に変えてみたり、一つ前の駅で降りて歩くようにすると良いでしょう。
今までの生活を変えるのは難しいことですから、無理の無い事から初めて、体質や考えを変えてみてはどうでしょう。

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