基礎代謝を挙げるダイエット方法でリバウンドのない体へ

身長と年齢別の基礎代謝

基礎代謝とは、人が生きていく為に最低限必要するエネルギーの事です。
つまり、最低限基礎代謝分のカロリーは食物から摂取する必要があります。
人は寝ている時でも、心臓などの臓器は常に活動しています。
これらの活動に必要となるエネルギーですから、生命を維持する為に必要となります。
その外、体温の維持、筋肉や臓器の活動による消費なども関わりがあります。

基礎代謝とは?

基礎代謝は人が1日に消費する全てのエネルギーの70%を占めています。
生後から徐々に成長するに従い基礎代謝は増え、20歳くらいをピークとして徐々に減少していきます。
若い人の方が基礎代謝が高く、女性より男性の方が基礎代謝が高く菜手居ます。
女性は男性より筋肉量が少なく脂肪が多くなっていますから、最低限必要となる基礎代謝の量も少なくなっています。
女性は出産や妊娠などに備えて、脂肪を多く蓄える必要があります。
脂肪が多い人より、筋肉が多い人の方がエネルギーの消費量が多くなります。

基礎代謝の低下

個人差はありますが、大体40歳を基準として急激に基礎代謝が低下します。
中年くらいの年齢になると、今までと同じ食事を摂っていて、体重が増えてしまうのも基礎代謝の低下のためです。
中年頃に基礎代謝が低下するのは、加齢によって筋肉量が減ってしまうからです。
この年齢になっても、定期的に運動を欠かさず筋肉量を維持していれば、若い頃と同じように食べても太りません。
しかし、通常は年齢による筋肉量は避けられないので、40歳を堺に急激に低下することになります。

 

基礎代謝を測る基準

基礎代謝は年齢的な要因や、身長体重などによって人によって異なります。
体の大きさが基準となるのではなく、筋肉量が基準となっています。
いくらからだが大きい人でも、筋肉量が少なければ基礎代謝も低いのです。
一般的に身長や体重などから平均的な基礎代謝を求めるのですが、全く同じ体型でもその人の筋肉量によって基礎代謝は異なります。
太りにくく痩せ易い人は、意外と筋肉質だという事が分かります。
筋肉は見た目から分かるムキムキした筋肉もありますが、見た目では分からない細く目立たない筋肉もあります。
一見痩せている人でも、細くしなやかな筋肉を持っている可能性があります。
基礎代謝が低い人は、筋肉量が少なく、余ったエネルギーを脂肪として蓄積してしまっています。

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